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日本一早い新茶

日本一早い新茶

ひとあし早い春を愉しむぜいたく。


一心二葉の新芽

まいとし五月は、新茶のシーズン!

立春(2/4)から数えて、八十八夜(88日目)にあたる五月初旬、
この季節に通常、新茶収穫が始まります。

おコメでも果物でも同じですが、いちばんの収穫シーズンよりも早くとれるものは、初物として珍重されています。

京都では、八十八夜より早く収穫できる新茶のことを、
走り(はしり)や大走り(おおばしり)と呼び珍重されていますが、それでも四月下旬が限界。


新茶の収穫できる時期

京都よりずっと南の鹿児島でもいちばん早い新茶は、四月中旬くらい。

しかし、今回ご用意した新茶は、もっと早くに収穫できて、なんと三月中旬。

そう!

日本最南端の沖縄でとれる新茶♪

つまり、『日本でいちばん早い新茶』!
ひとあし早い春を愉しめる『日本一早い新茶』をお愉しみください。

「沖縄の煎茶?」

「沖縄の煎茶?」といわれても、

「さんぴん茶(ジャスミンティー)くらいしか聞いたことがない。」

「初めて聞いた!」

という方も多いのではないでしょうか?

沖縄で煎茶が作られているということは、日本茶に詳しい方でもご存じない方が多いくらい。

ご存じなくても仕方がありません。

なにせ、沖縄県のお茶の生産量は、
全国生産量のわずか0.07%。

ほとんど流通していないのですから、ご存じなくて当然です。

しかし、あまり知られてはいませんが、
沖縄のある限られた地域は、お茶の生産に適しているのです。

沖縄のメディアも注目!

『日本一早い新茶』

茶に詳しい人でも沖縄で煎茶が作られていることを知る人は、沖縄の人も知らないくらいの知る人ぞ知るお茶。

しかし、沖縄の太陽が育てた『日本一早い新茶』には、さいきん話題のカテキンもたっぷり。

だから、沖縄のメディアもこの『日本一早い新茶』に注目しています!

←沖縄・琉球新報

  (2008年2月9日の記事より)


国頭村(くにがみそん)は、沖縄本島最北端にあります。

どうして『日本一早い新茶』を
おすすめするのか?

くわしく見ていきましょう!


世界的な銘茶の産地は、沖縄より緯度が低い。

お茶はもともと亜熱帯の植物。
世界的なお茶の生産地域も上の地図のとおりです。

地域的にみると、インド、中国南部、スリランカ、ケニヤ、インドネシアなどの
日本より緯度の低い地域でほとんどのお茶は作られています。

つまり、亜熱帯性気候の沖縄でのお茶作りは、非常に理にかなっているのです。

ちなみに世界のお茶の約70%以上は、沖縄より緯度の低い地域で作られています。

>>参考資料・世界のお茶 消費・生産・輸出

つまり、『日本一早い新茶』は、もともとお茶作りに適した亜熱帯気候でで育ったお茶なのです。


80年前、沖縄でのお茶の生産が広がり、
そして淘汰された。

沖縄で茶作りが始まったのは、今から80年ほど前。

当時の農業振興策で、沖縄全島で茶の栽培が推奨され、
沖縄での茶作りが本格的に始まりました。


『日本一早い新茶』の生産地である国頭村でも80年前に
茶作りが始まったのです。

静岡や鹿児島など、現在日本を代表する茶産地の歴史もいまから百年ほど前の明治初期に大規模生産を開始したわけですから、沖縄での茶作りの歴史は、意外と古いのです。

しかし、土質の問題や第二次世界大戦の沖縄戦、その後の米軍による沖縄支配などから、沖縄での茶作りは、進化というより淘汰の歴史でした。

そのような厳しい条件の中でも、国頭村の茶作りは営々と続いてきたのでした。

つまり、『日本一早い新茶』は、80年以上の茶作りの淘汰の歴史を生きぬいたお茶なのです。


国頭マージ(くにがみまーじ)は赤土の酸性土壌。


これが国頭マージの圃場

お茶の木がよく育つ土壌は、酸性の土壌。

『日本一早い新茶』のとれる国頭村奥は、沖縄では珍しい茶作りに適した酸性の土壌です。

国頭マージ(くにがみまーじ)と呼ばれるこの土は、火山からできた赤土で、茶作りに適した酸性の土壌。

>>参考資料・国頭村の土壌 国頭マージ

沖縄は、さんご礁に囲まれた島。
だから沖縄の多くの土壌は、石灰質のアルカリ性土壌です。

そのため沖縄の多くの地域では、お茶の栽培に不向きでした。

80年前に始まったお茶作りが、沖縄にほとんど根付かなかったのは、そのためでした。

しかし、国頭村などの沖縄の極めて限られた地域では、
お茶の木が好む酸性土壌である国頭マージであったため、
お茶作りに適していたのでした。

つまり『日本一早い新茶』は、お茶の木の栽培に適した、酸性の土壌で育てられたお茶なのです。


沖縄本島最高峰の与那覇岳


一面、霧が立ち込める明け方

『日本一早い新茶』がとれる国頭村には、
沖縄本島で最も高い山、与那覇岳(よなはだけ:503m)があります。

そして、『日本一早い新茶』の茶畑はその裾野である丘陵地帯に広がっています。

丘陵地帯であるため、平地に比べ、朝晩や夏冬の気温の差が激しいのです。

また、沖縄の海には温暖な黒潮が北上しており、湿気をたくさん含んだ空気が国頭村周辺の丘陵地帯で冷やされ、頻繁に霧がかかります。


激しい気温差と頻繁にかかる霧。

このふたつは、紅茶・緑茶にかかわらず銘茶の産地に共通する条件なのです。

激しい気温差と頻繁にかかる霧という特徴は、

紅茶の産地であるセイロン・ダージリンも、
ウーロン茶の産地福建省武夷山も、
日本茶の京都・和束町も静岡・川根も、

緯度・標高にかかわらず、共通する点です。

『日本一早い新茶』は、おいしいお茶を作るための条件である、激しい気温差と頻繁にかかる霧にはぐくまれ、そだったお茶なのです。


国頭村にある落差26mの比地大滝

『日本一早い新茶』をはぐくむ国頭村は、国の天然記念物ヤンバルクイナが生息する手つかずの大自然に囲まれた地域です。

また黒潮がもたらす豊富な雨量は、この地域に広大な森をはぐくみ、この森に癒しを求めたエコツーリズムも、ここ最近人気です。

>>参考資料・国頭の自然

国の天然記念物に指定されるくらいの清浄な水と空気に囲まれた国頭村。

つまり『日本一早い新茶』は、手つかずの大自然の水と空気のなかで育ったお茶なのです。


カテキンたっぷり『日本一早い新茶』

『日本一早い新茶』は、南国の沖縄の太陽をたっぷり受けて育った新茶。

だから、体脂肪をガンガン燃やすといわれているカテキンもたっぷり。

『日本一早い新茶は、単に珍しいお茶ではなく、カラダにもいいお茶なのです。


三月中旬に新茶が収穫できるのは、沖縄だけ。

 なんといっても『日本一早い新茶』は、その名のとおり、日本でいちばん早く収穫できる新茶。

通常の新茶の収穫シーズンである五月初旬から数えると、一カ月半も早く収穫できます。

だからといって、促成栽培などの環境や茶の木に無理をさせて収穫しているわけではありません。

日本の最南端に位置する、沖縄ならではの地理的・気候的な条件が、生み出した自然の産物なのです。

四季の変化に富んだ日本。

古来より日本人は、四季折々の初物(はつもの)を大事にしてきました。

春の訪れの象徴ともいえる『新茶』。

ことしは、ひとあし先に春を愉しんでみませんか?

ひとあし早く春を愉しみたいあなたへ。

『日本一早い新茶』をご堪能ください。

沖縄本島最北端に位置する、国頭村(くにがみそん)。

国の天然記念物『ヤンバルクイナ』をはじめ、手つかずの大自然に包まれた、人口五千人ほどの小さな村です。

そして、『日本一早い新茶』は、そんな国頭村で生まれ、育った糸満盛也(いとまんもりや)さんを中心とした、10戸程度の茶農家が育てています。

国頭村の大自然の中で、太陽と土とともに生きる、素朴なこの村の人々。

『日本一早い新茶』は、そんな人々のつつましく、生命力にあふれた香りのする新茶です。


『日本一早い新茶』の収穫風景


『日本一早い新茶』がとれる、国頭村奥の顔
糸満盛也(いとまんもりや)さん。

※発送予定日にご注意ください!

  日本一早い新茶は、三種類ございます。それぞれが収穫日が異なるため、発送日が異なります。
  同時に異なる種類をご注文いただいた場合、いちばん遅い発送日での発送となりますので、ご注意ください。

  別々に発送をご希望の方は、お手数ですが、ご注文をお分けください。

紅茶品種の血を引く
印雑(いんざつ)
収穫日:3/16
煎茶の王道
やぶきた
収穫日:4/22
沖縄らしい力強い香り
おくみどり
収穫日:4/9
1袋(100g入):980円
1袋(100g入):1470円
1袋(100g入):980円

アッサム種(紅茶品種)の血を引く印雑(いんざつ)。

カテキンの含有量がもともと多いこの品種は、日本の主要な緑茶品種からは検出されない香気成分「アントラニル酸メチル」を含有しており、ジャスミンの花やブドウのようなさわやかな香りがするのが希少なお茶です。

煎茶の王道、やぶきた。

日本で生産されている煎茶の70%は、このやぶきたです。

味、香気ともにまろやかで、柔らかい味わいが特徴です。

沖縄の太陽が育てたやぶきたをぜひ飲み比べてもらいたいです。

あさつゆを品種改良して作った「ゆたかみどり」。

青々しい香りが特徴で、適度な渋味そして玉露の甘味とコクが織り成す優雅な味わいを楽しむことができます。

※糸満さんオススメ!

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