おぶぶNEWSバックナンバー♪

Vol.21 2004年8月29日発行

おぶぶ.com
 
どうも!

夏の甲子園は、驚きの結末でしたね!
決勝戦の打撃戦には、思わず見入ってしまいました。感動をどうもありがとう!
感動しているうちに月日は流れ、おぶぶNEWSの発行が遅れてしまいました。

今週からは、週1回の発行を継続していきたいと思っていマス!
よろしくおねがいしま〜す。

それでは今週もおぶぶNEWSといってみましょう!

■京都北部開発

京丹後市と和束町は約100kmの距離


夜明け寸前の光景。
広さ約5ヘクタール(5万平方メートル)
見渡す限りの茶園です。
ひとうねの長さが100m以上!
2本の黒い管は水と液肥を送るためのホース。
水やりも肥料まきも簡単に
できるようになっているのです。

炎天下で働く黒いじろう
なんだかんだいっても細かい作業は、
結局人手になるのです。
夏休みを利用して、『京都北部開発』の現場である京丹後市に行ってきました。京丹後市は京都の最北端にあるまちで和束町からは、同じ京都府内にありながらも100km!も離れていて、車では3時間くらいかかります。
 
『京都北部開発』といっても、いったいなんのこっちゃ?
という感じでしょう。『京都北部開発』とは、京丹後市に開発された丹後国営農地にて、新たにお茶を生産する事業のことです。詳しくはコチラ↓
 
話は少し変わりますが、宇治茶の定義をしっていますか?
 
宇治茶の定義は、「京都・奈良・滋賀・三重県産茶で、府内業者が府内で仕上げ加工したもの」だそうです。この定義は、今年の3月に決まりました。
 
なんで今年の3月?という感じですよね。実は、宇治茶の定義というもの自体が、そもそも存在しなかったのです。
いろんな産地の茶葉とブレンドしても宇治茶と呼べば宇治茶、それでいままでは問題なかったのです。(ホントか!?)
定義自体が存在しなかったわけですから、そりゃ問題ないですよね。
 
しかし、最近の『産地偽表示問題』などを受けて、宇治茶もその産地表示について、議論が行われるようになってきました。
 
そういった議論が活発になるのはよいのですが、実際問題として京都府内で生産されている茶葉は、非常に少ないのが実情です。全国で生産される茶葉のうち、京都府内で生産されている茶葉は、なんと!5%をきっているのです。
 
宇治茶の名前こそ有名ですが、全国の生産量から見ると、おっそろしく少ないのです。そういう現状をふまえ、京都府茶業会議所が中心となって京都府内産の茶葉を増やす方法を模索しています。
 
『京都北部開発』は、そういった背景で行われている事業なのです。
 
ふう〜。なんともモウレツに長〜い前置きですよね。
 
さてさて、実際に僕たちが行っている京丹後市でのお茶の生産面積は、5.26ヘクタール(1.5万坪)です。東京ドームに換算すると、約3個分です。
 
和束の茶畑と違ってこっちは、まっ平らで広々としています。茶畑ひとうねの長さも100m以上あるところもあり、規模はものすごく大きいです。
 
作業自体は、今年の春より、じろうを中心に開発をすすめています。(じろうは、京丹後市出身で、実家では丹後ちりめん作ったりしているのデス。)
 
国営農地として4,5年前に整備されたのですが、今では雑草が生い茂っているような状態だったので、ブルやユンボを入れて整地するところから始まりました。6月に整地を終え、14万本の苗木を植えました。いよいよ茶の育成の開始です。
 
実際の収穫は5,6年後。
本当においしいお茶が採れるようになるのかでしょうか?僕たちのチャレンジは始まったばかりです。




■ぶぶづけ食べや〜♪

ほ乳ビンを楽しむあっきー
※写真と本文は関係ありません。
写真整理をしていたら出てきました。
和束町では、あっきーを中心に秋の収穫に向けて準備を着々と進めています。
 
うちの工場では、秋に採れた茶葉は、ほとんど碾茶に加工するのですが、一部煎茶にもします。
 
秋に採れる煎茶は、新茶や2番茶とはまた違った味わいのあるお茶に仕上がります。収穫は、9月の中旬から終わりまでの2週間。ちょうど十五夜お月様のころに収穫することになります。
 
来週中には、おぶぶ.comでも、ご注文いただけるようにしますので、待ってて下さいね!
 
お茶作りに命をかけたおかげで、パソコンには詳しくない人たちの集まりとなってしまいました。つたない対応しかできない部分もででくると思いますが、なにとぞ、あたたかなまなざしで見守ってやってください。


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