おぶぶNEWSバックナンバー♪

Vol.20 2004年8月13日発行

おぶぶ.com
 
どうも!

いよいよ、新茶2番茶の収穫が終了して生活スタイルが刷新されました。
とりあえず、今週はホームページの更新もしてゆくつもりですので、
時間がありましたら見てみて下さいね!

さてさて、今週も元気におぶぶNEWSといってみましょう♪
今週のおぶぶなプレゼント!
今週は、おぶぶなプレゼントは、誠に勝手ながら、お休みさせていただきます。
この週末に京都北部開発の舞台である京丹後市に行ってこようと思っているので、
来週のプレゼントのテーマは「京都北部・丹後地方より」ということでいってみたいと思います。
ヨロシクお願いします。

※先週のプレゼントの当選者発表は、『おぶぶNEWS』の最後にあります。
今週もたくさんのご応募ありがとうございました!

■百姓王国がまたまたテレビで放送されます!
と☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ ☆★☆ 

百姓王国がまたまたテレビで紹介されます!
前回の放送で早朝にもかかわらず、7.2%の高視聴率(約720万人が視聴★)と好評だったため、
NHK全国放送『たべもの新世紀』総集編に再び百姓王国が取り上げられることになりました!

8/15(日)朝6:15〜の放送ですので皆様お見逃しなく!!

『たべもの新世紀』URL:http://www.nhk.or.jp/t-shinseiki/
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■ほいろじまい

総勢40人以上の人が集まりました。
手前でビールをついでいるのは例年より色白なヒロ

ワイルドマン脇田さん
山から下りてきた仙人のようです。

工場には、なんと卓球台もあるのです。
奥に写っているのは、生葉コンテナです。

目を離すと半裸になっているあっきー
卓球をしているだけなのにいつの間にか半裸
今回は、うちの工場での「焙炉仕舞い(ほいろじまい)」の様子です。

「ほいろじまい」というのは、漢字で書くと、「焙炉仕舞い」と書きます。焙炉(ほいろ)とは、製茶用の乾燥炉のことで、「ほいろじまい」は、ほいろを仕舞うこと、つまり、製茶を終了するという意味です。

『別巻 祭りと行事のごちそう』によると、「摘み手、お茶師の労をねぎらうこと」だそうで、うちでも新茶・2番茶とぶっ続けの3ヶ月間をやりぬいてくれた人たちの労をねぎらう打ち上げを「ほいろじまい」と呼んでいます。

今年の「ほいろじまい」は、工場の軒先でバーベキューをやりました。アルバイトで来てくれた人や近所の人もあわせて総勢40人くらいの人が集まり、なかなかの盛況ぶりでした。

いや〜それにしても真昼っ間から飲むビールはききますね〜。新茶・2番茶が終わったという開放感だけとは思えない気持ちよさでした。

真昼っ間からのビールの気持ちよさに浸れる解放感とともに、「ほいろじまい」には、単なる楽しい飲み会以上に大切な意味があるのです。

実は、この「ほいろじまい」を最後に来年まで会えなくなる人もたくさんいるのです。

お茶作りのもっとも忙しい時期は、新茶・2番茶の収穫シーズンである5月〜7月の3ヶ月間です。僕たちの通常メンバーは、8人ですが、この時期には30人弱にまで人が増えます。

お茶作りは、大昔に比べれば、非常に機械化されましたが、しかしながら、依然として人手による作業が中心で労働集約的な農作業であることには変わりありません。

また、機械化されたとはいえ、収穫作業や工場での製茶作業は、個人の技術に負う部分が大きく、単に人手を増やせば何とかなるというものでもありません。

冬場だけ造り酒屋に特殊な技術を持った杜氏が集まるように、新茶のシーズンには特殊な技術を持った茶師が必要なのです。

「特殊な技術を持った人を、毎年1年のうち3ヶ月間だけ必要とする」この二律背反するようなテーマを実現しなければ、収穫シーズンを乗り切ることはできません。

「ほいろじまい」は、そういった技術を持った人たちとの別れの場なのです。もしかしたら、来年ここには戻ってきてくれないかもしれません。そう思うと開放感に身を任せて単に酔っぱらっているわけにもいきません。

こういった季節労働的な技術者が必要な産業は、他にもあるような気がします。杜氏の方だってそうだし、それ以外にもいると思います。うち以外の場所で季節労働的に働いている技術者にとってみれば、ここでの三ヶ月間の仕事は、時期的にマッチするのかもしれません。

そういったところで、季節労働的に働いている技術者の人材交流ができれば、お互いが抱える「特殊な技術を持つ人を一年のうちのある期間だけ必要とする」というテーマをいい形で克服できるのかもしれません。
 何はともあれ、今年もお疲れさまでした。来年もまたヨロシクお願いします。




■ぶぶづけ食べや〜♪
しばし休憩中の工場
24時間フル稼働を含む3ヶ月間のハードユースを終えた工場。乾燥炉の熱源には重油バーナーを使用しているのですが、その燃料として、この3ヶ月間で消費した重油は約32万リットル。ドラム缶にして約1500本分です。

厳しい環境下で故障との闘いでもありましたが、なんとか乗り切ることができました。工場の火をおとしてから一週間以上経ち、レンガの外壁越しに伝わってくる炉の熱気もようやく感じなくなってきました。

工場が休んでいるこの期間に、次の秋番茶に向けて、修理と調整をやってやらんといけません。おいしいお茶を作るた゜には、工場は当然最高の状態にしておく必要がありますからね。

それと今回の新茶・2番茶で新たに発見した改善点も生かしてゆきたいと思っています。
 
お茶作りに命をかけたおかげで、パソコンには詳しくない人たちの集まりとなってしまいました。つたない対応しかできない部分もででくると思いますが、なにとぞ、あたたかなまなざしで見守ってやってください。


ご意見ご感想お待ちしております。
info@obubu.com

■おぶぶプレゼントの当選結果
レイコおばあちゃんの『ほうじ茶
のプレゼントには23名さまのご応募いただきました。ありがとうございました!
★ご応募いただいた方一覧&コメントはこちらです。

今回のおぶぶな当選者は、
 
BMERさん こと 佐竹さま
はしらんかいさん こと 高野さま
ザボンさん こと シバタさま
切りたんぽさん こと 木村さま
DARUMA13さん こと 市川さま

以上5名様です。おめでとうございます。
当選者の方には、のちほどメールが届きますので、ご確認下さいね〜♪


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・発行責任者:あっきーこと喜多章浩(きたあきひろ)

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