お中元
お中元の知識
地域によって時期が異なります。たとえば関東地方は、古来では7月初旬~7月15日まで(最近では6月下旬から)、 関西地方では7月15日~8月15日まで(最近では7月初旬から)がお中元の時期とされているようです。 ですが最近は、7月8月に集中するのを避けるため、6月から贈りはじめる方も多いです。
これも地域により異なります。たとえば関東地方では立秋(※2010年は8月7日)まで「暑中御伺」「暑中御見舞」とし、 立秋以降は「残暑見舞」とします。関西地方では8月16日以降に「残暑見舞」を贈ります。
・両親、親戚、兄弟姉妹など
・仲人、恩師、先輩、友人など
・お得意様、上司など
各方面でお世話になった方
ちなみに、一度お中元をお贈りした方には、定期的に贈り続けるのがマナーとされています。
仲人になっていただいた方などの場合は、
3年、7年など区切りの良い時期までは贈り続けるのがいいとされています。
贈り物はすべてそうですが、贈る側の感謝の気持ちが伝わり、贈られる側が喜んでくださるものが一番です。 「これでなくてはならない」ということはありません。相手の状況があまりよくわからない場合は、 この時期は多くの地域で気温が高いため、食料品であれば保存がきく商品のほうが無難とは言えそうです。
お中元の贈り物に掛ける「のし紙」は、紅白の5本花結び(蝶結び)に熨斗が付いたデザインのものを用います。
お中元は、お祝いではなくお世話になった方へのご挨拶ですので、どちらかが喪中でもマナー上は問題ありません。
ですが、お中元の時期が自分や相手の四十九日前のときは、時期をずらして暑中見舞いや残暑見舞いの形で贈る方法もあります。
本来は、事前に都合をうかがった上で先方宅に持参するのが正式ですが、 最近はお店や通信販売でや宅配便で直接届けるのが一般的になっきています。 ただしその場合でも、届く頃を見計らって、手紙や葉書の挨拶状を出すなどの連絡をした方が贈り先に 好印象を与えることができるとはいえそうです。 親しい友人や身内に贈るのであれば、普段の付き合い方や親しさにより、 電話やメールを活用してもよいでしょう。
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- 2010.06.23
- 22:17